メタボリック用語集 メタボリックシンドローム(症候群)の予防



メタボリックシンドローム高脂血症

高脂血症(脂質異常症)とは、血液中に溶けている脂質の量が異常に増えている状態をいいます。食べ過ぎなどによる過剰な脂質の摂取や、運動不足などにより血液中の脂質が多くなると、余分な脂質が血管壁に取り込まれ、動脈硬化を起こします。

高脂血症(脂質異常症)には総コレステロールが高い「高コレステロール血症」、悪玉コレステロールとよばれるLDLコレステロールが高い「高LDLコレステロール血症」、善玉コレステロールであるHDLコレステロールが低い「低HDLコレステロール血症」、トリグリセライド(中性脂肪)が高い「高トリグリセライド血症」があります。

メタボリック インスリン抵抗性

血液中のインスリン濃度に見合ったインスリンの作用が得られず、高血糖が持続する状態を指します。原因としては、インスリン受容体の数が減少したこと、インスリン受容体を介した情報伝達の能力が低下した状態であること、インスリン受容体の阻害物質が存在することなどが考えられます。

メタボリックシンドローム耐糖能異常とは

インスリンが分泌されているにも関わらず食後の血糖値が一定以上に高くなり、将来、2型糖尿病に移行する可能性が高いとされる病態をいいます。正常と糖尿病との間に位置するため、「境界型糖尿病」ともよばれています。

メタボリックシンドローム糖尿病の型

糖尿病には、「インスリン依存型」と「インスリン非依存型」の2つのタイプがあります。インスリン依存型は、先天的にインスリンが不足するために高血糖になるタイプで「1型糖尿病」とよばれています。また、インスリン非依存型はインスリンは分泌されているものの、その働きが悪いために糖をエネルギーに変えることができず高血糖となるタイプで、「2型糖尿病」とよばれています。日本人の糖尿病患者のほとんどが「2型糖尿病」です。

メタボリックシンドローム糖尿病

血液中には一定量の糖(ブドウ糖)が溶けており、エネルギーとして使われています。この血液中の糖(血糖)の濃度は、インスリンなどのさまざまなホルモンによってコントロールされています。しかし、何らかの原因でインスリンが不足したり働きが悪くなると、血糖の量が多くなることがあります。これを高血糖といい、慢性的に高血糖が持続する状態を「糖尿病」といいます。

糖尿病ははじめのうちは自覚症状がなく、検査などで名前のとおり尿から糖が検出されて気がつくケースが多くなっています。糖尿病が進むと危険な合併症を引き起こしやすいため、厳密な血糖コントロールが必要です。

メタボリックシンドローム高血圧

高血圧とは、病的に高い血圧が持続することにより、血管や臓器に障害を起こす疾患です。心臓が血液を送りだすときの血管内の圧力を「血圧」といい、心臓が収縮して血液を送りだすときを「最大(収縮期)血圧」、心臓が拡張したときを「最小(拡張期)血圧」とよびます。高血圧は自覚症状が現われにくいため放置されやすいのですが、放っておくと動脈硬化がすすみ、脳卒中や心筋梗塞、腎臓病などを引き起こします。

高血圧は血圧の数値によって下のように分類されています。収縮期血圧120mmHg/拡張期血圧80mmHg未満を最も好ましい血圧(至適血圧)、130mmHg/85mmHg未満までを正常血圧、130〜140mmHg未満/85〜90mmHg未満を正常高値血圧とし高血圧とは扱っていませんが、正常高値血圧であっても至適血圧の人と比べると、心臓病や脳卒中のリスクが高くなっています。

メタボリックシンドローム肥満症

肥満とは単に体重が重い状態をいいますが、健康を害するような肥満は「肥満症」として治療の対象となります。
同じ体重でも身長が違えばその意味合いは異なります。そこで、体重を身長で補正した数値が設定されました。これを体格指数(ボディ・マス・インデックス:BMI)とよんでいます。BMIの計算方法は体重(kg)を身長(m)で2回割った値です。BMI値22を正常とし、これより低いとやせ、25を越えるものを肥満としています。
体重が 60kgで身長が 160cmであれば、BMI は60÷1.6÷1.6=23.4になります。

メタボリックシンドローム内臓脂肪とは?

内臓脂肪型肥満は、食べ過ぎや運動不足などにより大量の脂肪を含んで大型化した脂肪細胞が、お腹の臓器の間にある腸間膜などに蓄積された状態です。

皮下脂肪の脂肪細胞からは、動脈硬化を抑制し、インスリン抵抗性を減少させる物質が分泌されていますが、内臓脂肪細胞からはこれらの分泌が少なく、逆に高血圧や糖尿病、動脈硬化のリスクを高める複数の物質が分泌されます。また、高脂肪症につながる遊離脂肪酸が増えることも知られています。このため、内臓脂肪型肥満は、高血圧、糖尿病、高脂血症、動脈硬化などを増大させるリスクの高い肥満といえ、メタボリックシンドロームの重要な要素となっています。

しかし、内臓脂肪の細胞は皮下脂肪の細胞に比べ代謝活性が高いため、食事を節制し、積極的に運動をすることにより、比較的容易に減らすことができます。この面では、内臓脂肪型肥満は、減量努力のしがいのある肥満といえます。

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